ピロートークをはじめとするアフターセックスの過ごし方は、カップルの関係を深めるためにとても大切です。特に女性はピロートークを大事にしたい人が多いようですが、一方の男性はあまり関心が高くない傾向にあります。
ピロートークとは、エッチしたあとに二人がおしゃべりすることを指す後戯の一つです。とはいえ、アフターセックスの楽しみ方には、おしゃべり以外にもいろいろあります。エッチのあとは眠くなって話をするのが難しい男性も多いため、ピロートークのみにこだわるのではなく、過ごし方のバリエーションを持てると良いでしょう。
この記事では、セックス後の過ごし方やピロートークの話題、NG行動などを紹介します。ピロートークの内容や質によってセックスの良さも変わるという意見もあるほど大切な時間です。お互い思いやりを持って素敵な時間を作っていきましょう。また、エッチのあとは眠くなるというお悩みを抱える人には、その理由と対処法も詳しく解説しています。
ピロートークとは
ピロートークは、アフターセックスの過ごし方として女性から人気の高いもの。セックス自体はもちろんですが、ピロートークもまた彼と向き合える大切な時間と考える女性は多いのではないでしょうか？
ピロートークはただ楽しいだけでなく、カップルの今後にも良い影響を与えると言われています。ここではピロートークとは何か、その意味や効果などをチェックしてみましょう。
ピロートークの意味
ピロートークとは、直訳をすれば「枕」プラス「会話」、つまり枕を並べてする会話のことです。枕を交わした男女が行為のあとに語らう睦言であり、セックス前に行う前戯に対して後戯とも言われます。
ピロートークはおしゃべりが主な内容ですが、饒舌に話す必要はありません。また、一生懸命に話題を探さなくても大丈夫です。基本的にお互い疲労感のある状態でするトークなので、のんびりと声を掛け合うだけでもピロートークとして成立します。
ピロートークの意味
ピロートークに期待できる主な効果は、カップルの愛情を深め、より親しい関係になれることです。セックスの余韻を楽しみ、会話を通して二人の愛を確認し合います。特に女性は、セックスのあとでも彼氏の愛や関心が自分に向いていることを確認したいと考える人が多いようです。
また、直前のセックスの話もできるので、良かった点、次にしてほしいことなどを伝え合い、セックスの質を向上させる効果も期待できるでしょう。普段はなかなかエッチな話をできない人も、お互いに裸でスキンシップし合ったあとであれば、ハードルが少し下がります。
このようにピロートークは、安心感やより愛情が深まるだけでなく、二人のセックスをより良くするための話もできるなど、ポジティブな効果が期待できるものです。マンネリ対策やセックスレス防止にもつながるかもしれません。
ピロートークはしたい？後戯に対する男性意見
ピロートークを大事にしたいと思っている女性は多い一方で、男性の気持ちは少し複雑。人によってはピロートークに前向きではないこともあるようです。
彼女からすれば寂しい気もしますが、男性と女性ではセックスに求めることが違う部分があるため、まずは価値観をすり合わせる必要がありそうです。男性側の後戯に対する意見をチェックして、彼の本音を探りましょう。
男性はピロートークをどう思っている？
セックスに期待することやセックス後の過ごし方の希望は、一般的に男性と女性で異なるものです。個人差はありますが、セックスに対して男性が求めるのは肉体的な快楽、女性が求めるのは精神的な快楽と言われています。男性はセックスが終わった時点で満足してしまうことが多く、ピロートークにそこまでの意義を感じていない場合もあるようです。
こうした気持ちのすれ違いは、ときにカップルのあいだに不満を育てることがあります。女性はピロートークを求め、男性は射精したあとは静かに休みたい、といった考え方の違いによる不満です。とはいえ男性が射精後にピロートークしにくい理由は、単なるわがままではありません。そのため要望がある場合には、相手の気持ちを理解して、お互いに歩み寄ることが必要です。
賢者タイムや射精後の疲労感で眠い
男性と女性のアフターセックスの考え方に差が出るのは、体の仕組みが違うことも影響しています。男性が女性よりもピロートークに熱心になれない理由は、セックス後に訪れる、いわゆる「賢者タイム」にあるようです。
男性は一般的に、射精後一定の時間「賢者タイム」と呼ばれる状態になります。賢者タイムとは射精後、性欲が急激に減退し、疲労感でぐったりとしてしまう時間のことです。性欲の減退によって冷静かつ煩悩のない状態になることから、「賢者」と言われるようになりました。
男性の賢者タイムは、プロラクチンというホルモンの働きが要因です。射精前の興奮時にはドーパミンが活発になりますが、射精後にはプロラクチンがドーパミンを抑えることで、興奮や性欲が急激に減り、眠気、けだるさも襲ってきます。射精後に疲労感を覚えるのはホルモンの影響であり、男性本人にとってもコントロールしようがないことだと言えるでしょう。
男性はピロートークをどう思っている？
セックスしたあとは、満足感に包まれて休みたいと思う男性が多いなか、抱きしめて頭をなでてくれたりしっかりピロートークをしてくれたりする男性もいます。
ホルモンの影響でイチャイチャしたい気持ちが減り、疲れや眠気もあるのにピロートークをするのは、それだけ愛情が深い証拠です。もっと関係を深めたいという気持ちにあふれているだけでなく、女性側の気持ちも汲んで対応できる、大人の余裕も感じられる行為と言えます。
積極的にピロートークができる男性は、女性にとって魅力的な存在です。しかし男性にはホルモンの影響による賢者タイムがあることも事実で、誰にでも同じようにピロートークへの積極性を求めるのは難しいことかもしれません。人によってはホルモンの影響が大きく、気持ちはあってもピロートークできないこともあります。
セックス後の満足度を上げる！おすすめのピロートーク
セックスの満足度を高めて、さらにカップルの親密度が増すピロートークの内容を紹介します。ピロートークは、その日のセックスの締めとして心に残るもの。
男性のなかには苦手意識のある方もいますが、まったりと幸せを感じられるような内容を選べば、あれこれと話題作りをがんばりすぎる必要はありません。
今日のエッチの感想
今日はこんなことが気持ち良かった、またしてほしい、次はこんなことがしたいなど、その日のセックスについて感想を言い合うのがピロートークの定番です。もし何か改善してほしいことがある場合は、できるだけポジティブな表現をすると気分や雰囲気を悪くせずに伝えられます。
「次〇〇するときはこういう風にしてみたい」など、ダメ出しだけにならないような言い方を選びましょう。
今度デートでしたいこと
ピロートークでは、次のデートのプランを話し合うのもおすすめです。旅行に行きたい場所や観たい映画など、お互いに楽しく話し合えて、次のデートが楽しみになります。
その場で実際にデートプランが決まらなくても問題ありません。近い将来の共通の話題で盛り上がり、これからのお付き合いへの希望や期待感を味わうことが一番大切です。
お互いへの愛情表現
ピロートークで話題に困ってしまう人でもチャレンジしやすく、また重要な要素が愛情表現です。これをするのとしないのとでは、女性のセックスに対する満足度は大きく変わります。
彼氏が恥ずかしがってなかなか言葉にしてくれないときは、自分から積極的に伝えていきましょう。照れる彼の姿が見られることもありますし、彼女を喜ばせようと自分から愛の言葉を言ってくれるようになるかもしれません。
二人の思い出話をする
これまで付き合ってきて楽しかったことなど、思い出話をするのもおすすめです。二人の共通の話題として話が盛り上がりやすく、気楽に話し合えます。
せっかくのタイミングなので、初エッチの頃の話をしてもいいでしょう。なつかしさや付き合い始めのドキドキ感などいろいろな思いが湧き上がり、お互いへの思いを再確認できそうです。
こんな行動はNG！彼の気持ちが下がるピロートーク
ピロートークで話す内容や行動によっては、セックス後のまったりとしたムードがなくなり、彼の気持ちを下げてしまうかもしれません。
気持ち良くラブタイムを終えるために、避けたいピロートーク時の話題や行動をまとめました。二人の温度差が開きすぎないよう、相手の反応を大切にしましょう。
将来に関する重い話題
将来についての重い話、彼に結婚を迫るような話は、ピロートークにはあまり向いていません。これらは真剣に向き合いたい話題だからこそ、セックス後の甘いムードを損なってしまう可能性があります。
「これからも一緒にいたい」などの愛情表現は問題ありませんが、「このまま結婚できたら」「将来結婚したら子どもは何人ほしいか」「いつプロポーズしてくれるの？」といった言葉は避けるのがベターです。
ネガティブな話
「〇〇君がずっと一緒にいてくれるか不安」といったネガティブ発言も、楽しいムードに水を差します。こうした発言を繰り返すと、彼のなかで「重い女性」に認定されてしまうかもしれません。そのほか仕事の愚痴や「疲れた、眠い」といったマイナスな言葉も、幸せな気持ちを冷ましてしまうので注意が必要です。
相手に大事な約束をさせる
ピロートークで大事な約束をするのも、できれば避けたほうが良いでしょう。セックス後は相手も心地良い疲れで眠くなっていますし、寝る直前となると翌日には会話の内容を覚えていない可能性もあります。あとから「言った」「言わない」の喧嘩にしないためにも、特に将来を左右するような約束は控えておきましょう。
彼が本当に眠そうなのに無理に起こす
彼が本当に眠そうなときに、ピロートークを無理強いするのも避けたい行動です。眠い状態を無理やり起こされたところで、二人が幸せなピロートークをできるとは言い切れません。心地良い疲れのなかで熟睡するのもアフターセックスの一つの過ごし方と考えて、そっと寝かせてあげましょう。
すぐにスマホを見る
セックスが終わってすぐスマホをいじる行為は、場合によっては相手に複雑な思いをさせる恐れがあります。二人で楽しむための調べものや急用の連絡事項なら問題はなくとも、ゲーム、急ぎではない友達とのラインなどはあとにしましょう。
悪気はなくても、隣に彼がいるのにスマホに夢中になってしまうのは少なからず相手を寂しい気持ちにさせてしまいます。必要な場合のみ、相手にひと言断りを入れてから使用するのが思いやりです。
エッチ後は眠くなる…いつも寝落ちしてしまうときの対処法
エッチしたあとに毎回眠くなる人は、ピロートークの時間を持つことも難しくなります。女性が眠くてしょうがない場合のほか、彼が疲れてすぐに眠ってしまうこともあるでしょう。
そんなカップルでもアフターセックスの余韻を楽しむための方法を解説します。ピロートークは二人にとってのメリットもたくさんあるので、少しのあいだだけでも相手と向き合う時間を持ってみてはいかがでしょうか。
事前にコーヒーを飲んでおく
セックスのあとすぐ眠くなるのに困っているという方は、事前にコーヒーなどのカフェインが入った飲み物を飲んでおくのも一案です。カフェインの覚醒効果が発揮されるのは、一般的に飲んでから30分～1時間後と言われています。エッチの前に飲めば、ちょうど終わった頃に効き目が期待できるでしょう。また、女性の体を温める意味でもおすすめです。
ラブコスメの「ガラナチョコ＆ココナッツ・コーヒー」はセクシーな気持ちを高めてくれる「ガラナ」が配合されているので、パートナーと一緒に飲むのにぴったり。お家デートでのラブタイム前に試してみると、体をポカポカと温めてくれてより一層情熱的な時間が過ごせそうです。
ガラナチョコ＆ココナッツ・コーヒー
セックスのあともお互いに愛撫し合う
くすぐり合うなど、二人で楽しんで愛撫をすると眠くなりにくく、アフターセックスの和やかな雰囲気を味わえます。スキンシップの刺激で、眠気をほんの少しのあいだ遠ざけてイチャイチャを楽しみましょう。ただし眠そうな相手に愛撫するときは、嫌がっていないか、イチャイチャできないほど疲れていないか確認が必要です。
彼のテクニックを褒めてテンションを上げる
セックス後の眠気のなかでも、恋人から褒められればテンションが上がって、眠気が吹き飛ぶこともあります。その日のセックスで印象的だった彼のテクニックを褒めてあげましょう。褒めることで彼のプライドをくすぐり、次のセックスでもっと魅力的な愛撫をしてくれるようになる可能性もあります。かわいらしい彼女のために、がんばってもう少し起きていようと思ってくれるかもしれません。
どうしても眠いときは抱き合って眠る
自分はピロートークがしたいのに彼が寝てしまって寂しいけれど、無理に起こしたくはないというときもありますし、自分が眠気に耐えられないときもあるでしょうその場合には、お互い「大好きだよ」とひと言伝えてから、抱き合うように向かい合って眠りましょう。
シンプルで短時間の愛情表現ですが、これがあるだけで片方が一方的に「疲れたから」と寝てしまうよりずっと愛情度が高まります。
シャワーやお風呂に誘ってみる
すぐに眠くなってしまう人でも、セックスでかいた汗を流したいと思うことはあります。もしたくさん汗をかいて、そのままベッドで横になるのも気が引けるなら、眠りに落ちる前にシャワーや入浴に誘ってみましょう。シャワーしながらのんびりトークというわけにはいきませんが、洗い合いするなどイチャイチャしながら浴びることはできます。
シャワーを浴びて目が覚めたら、バスタブでのんびり温まりながらトークできるようになるかもしれません。イチャイチャできて汗も流せて、一石二鳥です。
朝エッチのあとに試してみる
一日の疲れが溜まる夕方から夜にかけてのラブタイムは、終わったあとの疲労感が強くなりがち。アフターセックスも、眠気に負けてしまいやすくなります。そのためピロートークの時間を持ちたいカップルは、体力のある朝にエッチをしてみましょう。お互い仕事のある日は難しくても、お泊まりデートの翌日、のんびりできる休日などは、朝からラブタイムを楽しみやすいと言えます。ゆったりとピロートークの時間も作れるでしょう。
朝セックスには女性にとって嬉しい効果や様々な魅力があるので、気になる方は下記の記事も参考にしてみてください。
ピロートークでセックスの満足度も高めて
ピロートークは、セックス後に行う後戯の一つとしてセックスの満足度をアップし、恋人同士の仲を深める効果が期待できます。実際に、ピロートークを自然にできているカップルは毎回のセックスについて話し合う機会も多く、マンネリせず長続きしやすいようです。
一方、射精後の疲労感からアフターセックスは眠くなる男性も多く、なかなか思うようにピロートークを楽しめないカップルもいます。そんなカップルがピロートークを充実させるには、ちょっとした工夫を取り入れてみましょう。短時間で簡単なピロートークでも、二人の愛情を深めることは可能です。あくまでも無理せずに、自分たちが心地良く楽しめる方法を二人で探してみてください。
ラブシロップ（メープル＆ナッツ）
体に塗って、垂らして、食べられる、食品原料でできたラブローションです。オーラルのときのニオイや味も気にならない。スイーツ感覚で楽しく気持ちよく感じあえます。食品としての安全性を重視し、使える原料を慎重に選びながら開発しました。
