
色仕掛けで男性を誘惑したことはありますか?色仕掛けとは、女性が色気やボディタッチなどで男性をムラムラさせるテクニックのこと。恋愛に取り入れると、気になる彼を意識させられるかもしれません。
胸を押し付ける、セクシーな髪型やファッションをするなど、女性の武器を駆使した色仕掛けの方法はいろいろあります。さりげなく仕掛けることで、片想いの相手をドキッとさせることも可能です。しかし、やり方によってはかえって男性から敬遠されてしまう恐れもあります。
この記事では、色仕掛けの意味や方法、メリット・デメリット、男性を誘惑するどころか反対に萎えさせて、「軽い」と思われてしまう間違った色仕掛けの方法などを紹介します。また、たとえ上手に使いこなせる人でも、男性の気持ちを翻弄するために使うのはNGです。本気の恋を叶えるための手段として、適切に役立てましょう。
色仕掛けとは


色仕掛けとは、女性が色気を使って男性を落とす恋愛テクニックのこと。男性の意識を自分に向けることが色仕掛けの主な目的ですが、最終的なゴールは恋愛成就だけではありません。
男性に色仕掛けで誘惑してみたい人は、色仕掛けの持つ意味や実際の効果を知ることから始めましょう。人によっては悪印象を持たれることもあるため、相手やシチュエーションも考慮しながら行うことが大切です。
色仕掛けの意味

色仕掛けとは主に女性が男性に行うもので、美貌や色気を使って相手を篭絡し、目的を達成することを言います。「色」は「色彩」を意味するだけでなく、「色恋(イロコイ)」や「色情」「色気」など、男女の恋愛や女性の性的魅力についての意味も持つ文字。このことから、女性から男性に対する性的魅力を使った攻略方法を、主に「色仕掛け」と呼びます。
色仕掛けの目的は恋愛だけに限らず、仕事や顧客を得るために使われることも珍しくありません。 仕事や顧客を得るためのいわゆるハニートラップのような色仕掛けは「計算高い」「ズルい」「騙された」と思われることが多く、同性からも異性からもあまり印象の良いものではないでしょう。
色仕掛けは、恋愛の場面で男性の心を自分へ近づけるために行うものです。そのため恋愛感情のない相手に使うと、相手の気持ちを弄ぶことになります。人の気持ちを傷つけてしまうこともあるため、安易な気持ちで色仕掛けを使うのは避けたほうが良いでしょう。
男性への色仕掛けは効果的?

女性からの色仕掛けについて、実際に男性はどう思っているのでしょうか?恋を叶えようと思い切って色仕掛けをしてみても、彼に嫌がられてしまっては意味がありません。アンケートを元に、色仕掛けの効果を探ってみましょう。
ラブコスメが行った男性へのアンケート「女性の色仕掛けは好印象ですか?」では、「どちらでもない」と答えた人がもっとも多く、色仕掛けの印象はタイミングや相手、やり方次第で異なることがわかります。「好きな人なら嬉しい」「人による」といった回答が多かったものの、好きでない女性からでもドキドキすると答える人もいました。
また「誰にでもするのは引く」という回答も見受けられ、好きな人だけなら良くても誰彼構わず色仕掛けをするのは「軽い女性」として見られる恐れがあるでしょう。 あからさまな色仕掛けも印象が悪いようです。
リスクを避けるのであれば、色仕掛けをするのは気になっている人限定で、さりげなく行うのがベター。好きな人相手に「特別な態度」をとってOKサインを送る、彼をドキドキさせること自体は効果的と言えます。
色仕掛けのテクニック10選

色仕掛けにはいくつもの方法がありますが、ここではさりげなくできて、男性に好印象なテクニックを紹介します。言葉や目線、ボディタッチなど、ささやかながらも効果的なテクニックを厳選しました。初心者に凝った色仕掛けは難しく、不自然に見える恐れもあるため、無理なく簡単にできそうな誘惑の方法からチャレンジしてみましょう。
色仕掛けのテクニック10選

好きな人がいると、ついついそちらを見てしまうものですが、目が合うと恥ずかしくて自分から逸らしてしまうかもしれません。しかし視線が合った瞬間は、色仕掛けのベストタイミングです。彼もこちらを見ていて目が合ったら、にっこり笑いかけてみましょう。
笑顔は親しみや好意を伝えるサイン。難しい動作をする必要もないので、誰でも無理なく、さりげなくできます。日本人は目が合うと逸らしてしまう人も多いので少し勇気が必要ですが、周りと差をつけるチャンスです。不意打ちの笑顔に、彼もドキッとしてくれるでしょう。

足を組み替える動作は、スカートの裾から見える足に注目させ、セクシーな印象を与えます。見えそうで見えない演出に彼の目は釘付けになるでしょう。ただし、あまりに大袈裟に行うと下品に見えることもあるため注意が必要です。
また、足を組む動作自体が威圧感を与え、女性らしくなく映ることもあります。椅子にのけ反って座る、腕を組んだ状態で足を組むなど、威圧的で見下しているような姿勢は避けましょう。スカート丈は短くしすぎず、あくまでもさりげなくアピールするのがポイントです。

肩に手を添えたり、足をくっつけたりするボディタッチは、色仕掛けのなかでも効果の大きいテクニックです。そのぶん難易度も比較的高く、やり方によっては下品、わざとらしいと思われる可能性があります。また、触る場所や触り方によっては、エッチな意味で「誘っている」と勘違いされるかもしれません。
体に触れることで色仕掛けをしたいなら、さりげなく自然の動作の流れで行い「無意識に」「ついうっかり」というポーズを大切にしましょう。後ろから声をかけるついでに肩に手を置く、横に座ったり混雑したエレベータで隣り合ったりしたときに偶然触れ合うなど、触れるタイミングも重要です。

ちょっと大胆にバストを強調するのも、効果的な色仕掛けテクニックです。女性のバストは、男性にはない魅力の一つ。ついつい目線が行ってしまうこともありますが、だからといって簡単に触れられるものではありません。
そこで、さりげなく腕を組んだときに彼の腕へ胸を数回当ててみましょう。肘あたりに感じるふんわりとした弾力に妄想が広がります。小ぶりなバストでもふんわり感は伝わるので、バストに自信がない人は視覚に訴えるよりもこちらの方法がおすすめです。無邪気に腕に飛びつくなど、偶然を装って自然に触れさせてみてください。

太ももに触れる行為も、男性の気持ちを揺さぶるのに有効なテクニックです。太ももは股間にも近く、下半身を触ることで男性のエッチな妄想に火をつけることができます。男性との距離を一気に縮めることができる、色仕掛けの定番と言えるでしょう。
よく知られている色仕掛けの方法なので、下手をすると「軽い」「エッチな女性」という烙印を押されるリスクがあります。実際に試すなら、より自然でさりげないシチュエーションを用意することが必要です。
たとえば並んで座った際に、中座するタイミングで「ちょっとごめんね」と言って軽く触れる、冗談に笑い転げるついでにポンと軽く叩くなど、ベタベタしないのがポイント。男性がびっくりした瞬間には、もうすでに触れていないくらいの短さが望ましいでしょう。

何気ない動作でも色仕掛けはできます。たとえば上着を脱ぐ行為は、隠れていた部分が露出されるため、それだけでも男性が色気を感じやすいものです。もうひと押ししたい人は、さらに脱ぐときに体をくねらせたり、胸を強調させたりと色っぽい脱ぎ方をしてみましょう。
さらに脱いだ後のインナーが、胸元が開いているものだったり、シースルーの素材で肌が透けているものだと、色仕掛けとしてより効果的です。
脱いだあとの肌見せに備えて、ムダ毛処理やスキンケアでお肌をツヤツヤに整えておくことも欠かせません。

アルコールが入ると自然と色っぽくなる人もいますが、本当には酔っていなくても「酔ったふり」をするのもおすすめです。酔ったふりをしていつもより少し大胆な行為をする、甘えてみるなど、行動に変化をつけることで彼をドキッとさせられます。
お酒が回りすぎてしまうと、行動のコントロールが効かなくなる恐れもあるでしょう。あくまでも酔ったふりにとどめて、彼の反応を見つつ賢く色仕掛けをしましょう。

これは少々難易度が高いかもしれませんが、コミュニケーション能力に自信があるなら、言葉の力を使って色仕掛けすることもできます。奥底にある本心を、少し大胆な「思わせぶりな言葉」として彼の気持ちを揺さぶってみましょう。想像を膨らませるような言葉を使い、男性の気持ちをムラムラさせるのがポイントです。
特別な人にあと一歩踏み出してもらいたい時は、「(風が)気持ち良い」などエッチを思わせる言葉を使ったり、「今日どうしたい?」「眠くなっちゃった」とお泊まりを連想させたり……。目線や仕草も色っぽさを強調すると、さらに思わせぶりになります。

色仕掛けをするなら、手に入りそうで入らない状態を意識しましょう。男性は、簡単に手に入るものはすぐに飽きてしまう傾向にあります。そのため色仕掛けはしても、そのまま彼のものになってはいけません。
例えば思わせぶりな言葉をした時に、あいまいな状態で体の関係を持とうとする男性もいます。しかし女性側の意図は、あくまで「自分に振り向いてもらいたい」ことなので、気持ちをはっきりさせずに進展しようとするのに乗っかるのは得策ではありません。
色仕掛けをきっかけに自分の気持ちを意識して段階を踏んでくれるのであれば成功。しかし曖昧にしたまま進んでそうになってしまったときは、きっぱりと一歩引くようにしましょう。「自分のことが好きなのかな?」と思わせるアプローチをするのになかなか落ちない、手に入りそうで入らない女性は、結果的に男性の気持ちをくすぐります。

間接キスは、男性に触れることも触れさせることもないのに相手をドキドキさせることができます。本当のキスとは違って直接の接触はないものの、好意のない人にはしたくない特別なことです。同じコップから飲み物を飲んだり、食べ物をシェアしたり、同じ食器を使うことで間接キスは成立します。
簡単に試す方法としては、お酒の席で相手の飲み物を指して「そっちも飲んでみたいです」と言って自分の飲み物と交換したりすると、さり気なく間接キスができそうです。
上品かつ気遣いを見せるなら、最初のひと口を相手に譲ることが大切。自分が先に口を付けたものを渡すよりも親切です。また、シェアや回し飲みNGの男性もいるため、断られたらしつこく迫らないようにしましょう。
彼への色仕掛けに効果的な髪型や服装は?

色仕掛けは行動や動作、ボディタッチだけではなく、髪型や服装でも行うことができます。気になる彼に意識してもらうなら、ヘアスタイルやファッションにもこだわってみましょう。外見の変化だけであれば、色仕掛け初心者や不器用な人にも簡単に取り入れられます。
胸や足などのさりげない露出

女性のファッションによる色仕掛けの王道は、肌見せです。男性は女性の肌が露出していれば、ついつい目を奪われてしまうもの。男性が興奮する要素を服装に取り入れて、特にアクションを起こさなくても見た目だけで色仕掛けしましょう。
ただし肌の露出の範囲は小さく、下品にならない程度に抑えることが必須です。胸元ならば、チラっと谷間が見える程度、肩を見せるならチューブトップよりオフショルダーで少しだけ肌を覗かせます。「見えた!」ではなく「もっと見たい」と思わせるものを選びましょう。
タイトな服や透け感のあるファッション

Tシャツやタイトスカートなど、体にピッタリとフィットして体型がわかるものや、透け感のある服装なども色仕掛けの要素があるアイテムです。 女性の体のラインがわかる服装はセクシーで、脱いだときの様子を男性に想像させます。露出しなくてもセクシーになれるので、肌見せが恥ずかしい女性にも安心です。
さり気なくうなじを見せる髪型

髪型で男性をドキッとさせるなら、首筋やうなじ、耳を出すスタイルのほか、さりげない後れ毛を見せるスタイルが良いでしょう。男性は女性の髪に魅力を感じやすく、さらに長い髪に隠されたうなじなどがチラリと見えることにドキドキする人も多くいます。
うなじを見せるようにサイドで髪を集めるまとめ髪や、ポニーテールなどもおすすめ。まとめていた髪をほどいたり、また結んだりと変化をつけるのも効果的です。髪をかき上げる、耳にかけるなどの仕草に惹かれる人もいます。
唇

服装やヘアスタイルを色っぽく決めたら、リップケアにもこだわりたいところです。男性にとって、唇はセックスアピールを感じやすいパーツ。ツヤツヤプルプルの唇は、思わず彼の目線を奪います。
艶やかでありながらもべたつかないリップケアなら、「ヌレヌレ」がおすすめです。嫌味のないみずみずしい香り付きで、彼のほうからキスしたくなってしまうかもしれません。ナチュラルメイクにもマッチして、自然なのに色っぽい唇で彼を無邪気に誘います。
色仕掛けをするメリット

色仕掛けが持つ最大の利点は、男性を自分の魅力で夢中にさせて、恋愛を有利に進められることです。恋愛面でのアドバンテージが欲しい女性は、その利点を効果的に役立ててみましょう。色仕掛けによって期待できるメリットを紹介します。
恋愛の進展
色仕掛けの一番のメリットであり目的でもあるのが、好きな人との距離を縮めて、恋愛の進展が期待できる点です。色仕掛けがうまくいくと、相手は自分の魅力に気付き、異性として意識するようになります。 これまで脈なしだった片想いも、彼が意識することで一歩前進して両想いへと近づくかもしれません。
モテる
色仕掛けを使いこなせるようになると、男性から好意をもたれることが多くなります。「モテてモテて困る」なんてシチュエーションに憧れる思う人も、色仕掛けでそんな願いが叶うかもしれません。
しかし、色仕掛けによるモテは不特定多数のモテであり、ときには下心がある人や体目的の人まで引き寄せてしまいます。色仕掛けで寄ってきた相手と恋愛をスタートするなら、彼の目的をよく見極めることが必要です。また、複数の人にモテても運命の相手に出会えるとは限りません。真剣な付き合いを希望するなら、モテ願望はほどほどにしましょう。
男性が自分の好意に気付いてくれる
色仕掛けがうまくいけば、相手の男性は「もしかして自分のことが好きなのかも?」と感づいてくれる可能性があります。嫌いな相手や興味のない人に対しては、誰でも少なからず距離を置きたいもの。一方よく笑いかけてくれたり、触れてくれたりする女性に対して「この人は自分に興味・好意を持っている」と考えるのは自然なことと言えそうです。
男性がドキっとして意識してしまう
色仕掛けを意識した振る舞いができるようになると、周囲にいる男性が自分のことを意識するようになります。会社の同僚や上司、同級生や同じグループの男性たちなど、周りの男性が優しく接してくれて、毎日が過ごしやすくなりそうです。
ただし、あまりあからさまに人気が出てしまうと、周りの女性からは嫌われる可能性が高くなります。色仕掛けの範囲はあまり広げず、いざというときのテクニックとして使うのがベターです。
色仕掛けのデメリット


色仕掛けには上記のようなメリットもある一方、デメリットもあります。色仕掛けの相手によっても感じ方や反応は異なり、デメリットばかりが出てしまうこともあるため慎重な見極めが重要です。真剣な恋愛のために色仕掛けを活用するなら、デメリットも把握してリスクに備えましょう。
男性を警戒させ、萎えさせる
男性によっては、色仕掛けをすることで反対に警戒されてしまい、余計に距離が開く可能性もあります。特に女性慣れしていない男性や色仕掛けに好感を持っていない男性、警戒心の強い相手にはあまり効果がありません。最初に紹介した男性へのアンケートでも「下心があるかと疑心暗鬼になる」と答えた人がいました。
いきなり強めの色仕掛けをするのではなく、相手との距離感を見極めながら、軽い色仕掛けから試してみましょう。
何も感じない男性もいる

自分のことを何とも思っていない友達関係の男性や、女性慣れしている相手だと、色仕掛けに反応しない場合もあります。色仕掛けを練習したり実行したりの時間や手間もムダになって、最初から直球勝負すれば良かったと後悔するかもしれません。
男性から遊び人と思われる
色仕掛けは、男性から誤解を受けることもあります。特に、周囲に対して日常的に色仕掛けをしている人は要注意です。遊んでいる女性と思われてしまい、本命の彼から敬遠される恐れもあります。また、誰彼構わずに色仕掛けをしていると、遊び人や下心のある男性も寄ってきやすくなるでしょう。気になる人とその他の人への接し方をきっちりと分けて、彼にも「自分だけ特別」と伝わるようにすると誤解を受けにくくなります。
色仕掛けは必要なとき必要な相手にだけ使おう

色仕掛けは、恋愛や仕事にも通じる女性のテクニックとして知られています。女性ならではの魅力を武器として取り入れることは有効ですが、むやみやたらに仕掛けるのは良くありません。周りの男性に誤解を与えてしまい、本命の彼の気持ちも離れていくリスクがあります。
色仕掛けを使うなら、あまり露骨な手段は使わず、本当に好きな彼だけに絞って行いましょう。さりげなく好意を伝えられるように実践すれば、色仕掛けは恋を進展させる強い味方になってくれるはずです。