
付き合っているか確認をしないまま、好きな人と付き合っているような関係になったときに、「もしかして私たち付き合ってない?」と不安になることはありませんか?大人になると、付き合うまでの流れも複雑になってきて、告白なしに付き合っているような曖昧な関係になるケースがあります。
本命彼女になりたいけれど、はっきり告白されないのに手をつないできたり、キスされたりと彼氏みたいに振る舞われるのは複雑な気持ちです。相手の気持ちがわからないため「遊ばれているの?」「本気で付き合う気はあるの?」と不安や不信感ばかりが募ってしまいそうです。
告白なしの状態に不安でいっぱいになったときは、やはり彼に今の気持ちをしっかり確認することが一番の解決策です。この記事では、曖昧な関係にある男性の気持ちを、ネガティブな表現にならないように確認する方法を紹介します。
本気であなたのことを好きなら、関係をはっきりさせようとしても二人の関係が壊れることはないはずです。反対に、都合のいい関係になろうとしているかどうかもわかります。
付き合ってるか確認したい…告白なしで付き合うときの悩み


いつも二人でデートするけれど、告白はされないし、付き合ってるかわからない…。そんな状態になったら、自分たちの関係を確認したほうが良いのか迷います。告白なしで付き合うカップルもいますが、彼の態度が曖昧な場合、内心不安になってしまうでしょう。
決定的な告白がないまま気が付いたら一緒にいて、恋人同士のような関係性になってしまう男女は少なくありません。しかし「本当に私たち付き合っている?」と彼に直接聞くのはなかなか勇気が要るもの。否定されたらショックですが、いつまでもわからないままよりは確認することをおすすめします。 付き合っているとわかれば一安心、ダメでも次のステップに進むきっかけにしましょう。
付き合ってるかわからないと感じる曖昧な関係とは

自分は彼のことを好きなのに「関係が曖昧」だと感じてしまうのは、現状お互いを彼氏・彼女とは言い切れる発言や確証がないから。相手の気持ちがわからない、物足りないために付き合ってるかわからない不安感が湧いてきます。
人によっては言葉が足りないこともありますし、会う頻度や接し方などが物足りなく感じることもあるでしょう。曖昧な関係をはっきりさせたいなら、まずは自分の中にある不安がどこから来ているのか向き合ってみてください。付き合ってるのかわからない関係とは具体的にどのような状態を指すのか紹介します。
具体的な「告白」をされていない・していない
付き合ってるのかわからないと感じる第一の理由は、具体的に告白をされていないからです。あるいは自分から告白をしても相手の返事をもらえていない場合です。また、お互い告白をされていない場合でも同じように、曖昧な関係だと思えてしまうのでしょう。「付き合ってください」「はい」という言葉による約束さえあれば、二人の関係ははっきり恋人と言えます。しかし具体的な告白があったわけではないのに、いつの間にか仲が深まっていれば疑問に思うのも当然です。
学生の頃は比較的「付き合って」と告白することから始まるカップルが多いのですが、大人になるにつれてはっきりとした告白なしに、食事やデートを繰り返すことも増えてきます。ある意味スマートな大人の付き合いとも言えますが、曖昧で不安定な関係ともとれそうです。
連絡の頻度が少ない
付き合っているかわからなくなるのは、言葉で告白されないことが理由とは限りません。恋人にしては連絡の頻度が少ないと感じるのも、二人の関係を疑ってしまう原因の一つです。
男性のなかには恋人同士であっても連絡頻度が少ない人もいますが、それにしても少なすぎる場合、不安を感じます。また頻度以外にも、連絡の内容が会う約束だけ、こちらから連絡しても返ってこないなど、LINEやメールなどでコミュニケーションがとりにくい場合も、自分が大切にされているかわからなくなりがちです。
遠距離恋愛で会う機会が作れない
付き合ってるのかわからないのは、必ずしも男性側だけのせいではないこともあります。離れて暮らしている二人の場合、物理的な距離のせいで会うことがままならず、恋人らしさが薄れるケースもあります。たとえ告白をされた、告白してOKをもらった関係だったとしても安心は禁物。特に最初から遠距離恋愛のカップルの場合、信頼関係が築けていないため会えない間に「本当に付き合ってるのかな?」と不安を感じやすくなります。
遠距離以外にも、二人を取り巻く環境が影響して、付き合ってるかどうか曖昧に感じることも。忙しすぎて会えない期間が続くカップルなども、こうしたリスクがあります。いずれにせよ男女のどちらにも悪気はなく、自分たちの環境が要因です。女性側も不安ですが、男性も同じように「付き合ってるかわからない」と不安を感じているのかもしれません。
都合のいいときだけ連絡してくる(自分からの連絡には応答なし)
男性側の接し方から、関係性に疑いを持つこともあります。男性が都合の良いときだけ連絡をしてくる、しかも女性からの連絡や誘いには反応がない場合、「遊ばれている?」と不安になるでしょう。いつも突然「今日会おう」と言われたり、前もって会う約束をできても頻繁にドタキャンされたりする場合などは不信感も高まります。
本当に好きなのであれば、めんどくさがりの彼でも相手からの連絡に無反応という態度を取ることはありません。また、大切に思っているなら、相手の都合を考えない誘いばかりではないはずです。ただし、一時的に仕事が忙しくて本当に返せないということもあり「都合のいいときだけ連絡してくる」ではなく「連絡できるときは連絡をする」というケースも考えられるのでマイナスな対応だと決めつけるのは避けましょう。
体の関係のみでデートなどに行かない
付き合ってるかわからない状況としては、体の関係しかないことも挙げられます。デート場所はいつもホテルや自宅などばかりで、するのはエッチだけといったケースです。男性の多くは女性とお付き合いすればエッチもしたいと思いますが、彼氏として本気で好きならばほかのことも共有したいと思うもの。普通のお出かけデートを全くしないのは、都合のいい関係を疑わせる状況です。
女性が普通のデートに誘っているのに無視するようなら、女性を大切にしていないと考えられます。
もしかしてキープ?怪しい行動チェックシート
決定的な告白や愛情表現の言葉がなくても、気持ちがつながっていれば問題はありません。
実際に告白なく付き合って、幸せにしているカップルもいます。しかし、下記の項目に複数当てはまっているようであれば、キープをされている可能性も疑いましょう。

~もしかしてキープ?怪しい行動チェックシート~
- 手をつながない
- 会っている間に「次の予定」を立てない
- 一緒に写真を撮るのを嫌がる
- 彼から「好き」「愛してる」という言葉がない
- 彼の友人や親に紹介してもらえない
- 記念日を無視される
心当たりが多い場合、一度彼との関係を見直す必要がありそうです。
例えば照れ屋な男性はスキンシップを恥ずかしがることもありますが、「恋愛感情がない=小さなスキンシップに幸福感を覚えない」ことから、キープをしている女性とは手をつなぐ意味がわからないと思っている可能性もあります。また、次会う予定を立てないのは、あなたとのデートはあくまでも暇な時間を埋めるものであるため。次の予定まで確保する必要を感じていないのかもしれません。
一緒に写真を撮りたがらないのは、カメラロールに残る自分との2ショットをほかの女友達などに見られたくないと思っている恐れがあります。もしかしたら自分以外に本命彼女がいる可能性もありそうです。彼の友人や親に紹介されないのも、自分が本命彼女ではなく、友人や親に紹介する必要がないと考えられているからかもしれません。
都合のいいときに「会いたい」と言われたことはあるものの、「好き」「愛してる」という言葉がないのは要注意。また、彼の誕生日やクリスマスなどの記念日やイベントに会いたいと言われない場合も、一度関係を確かめたほうが良いでしょう。
一方、告白の言葉が無く付き合っていない関係でも手をつなぐ男性もいます。そういった場合は、きちんとカップルとしてお付き合いしたいという気持ちの表れであることもあるので、一度お互いの気持ちを確かめてみてください。
付き合ってないのに手を繋ぐ男性心理についてはこちら
男性が曖昧な関係をはっきりさせない心理

付き合ってないけど彼氏みたいな振る舞いをする男性は、曖昧な関係をわざと続けていることがあります。自分でも曖昧だと認識しているのに、はっきりさせようとしません。男性が自覚しているにも関わらず曖昧な関係を続けるのには、いくつかの理由が考えられます。
相手に対して責任が生まれるから
男性が付き合ってるのかわからない曖昧な関係を続けるのは、相手に責任を負いたくないためかもしれません。毎晩電話をしたり定期的にデートをしたり、記念日を祝うなど彼氏としての役割を重荷に思って「付き合おう」と言うのを躊躇っている可能性があります。
付き合わなくても彼氏のように交際ができるなら、わざわざ彼氏としての責任が生まれる告白をする気にはなれません。「彼氏・彼女」のような関係性を明確にしないで「恋人気分」のままでいたほうが気持ち的に楽で、はっきりさせたくないのでしょう。
まだ遊んでいたいから
誰か一人だけと付き合って縛られたくない、まだ遊んでいたいと思っている人も、異性との曖昧な関係を壊そうとしません。できれば好きなように遊べて恋人のようなこともする女性は欲しいけど、付き合うのはまだ早いと考えています。付き合えば、ほかの異性と遊びに行ったり連絡を取り合ったりできなくなるため、あえて付き合わないままにしているのです。
もちろん、特定の相手への責任も負いたくないと考えます。自分勝手に思えますが、まだ本気の恋をしておらず、異性とのライトでフラットな交流が楽しいと考えているためこのような行動をとっていると考えられます。
告白する勇気がない
悪気があって関係を曖昧にしているのではなく、告白する勇気がなく、相手から好かれているかどうかもわからないと思って、恋人未満をやむを得ず続けている男性もいます。相手の気持ちを量りかねているのは、男性も女性も同じ。女性が「不安だな」「遊ばれているのかな」と思っているのと同じように、彼だって「告白しても大丈夫かな」と思っているかもしれません。
女性側から好意のアピールや脈ありサインを出しても、男性が鈍感でちゃんとキャッチできないこともあります。過去の恋愛で先走って痛い目に遭ったことがある男性の場合、勇気を出せずに鬱々としている可能性は高いでしょう。
付き合っていく自信がない
曖昧な関係を続けるのは、告白できないのではなく、女性と正式に付き合っていく自信がないからという場合もあります。付き合えば、デートや記念日のお祝いなどいろいろしなければならないと思い、彼女を喜ばせられるか不安になるケースです。お付き合いのハードルの高さに腰が引けて告白できません。
責任が生まれるのが嫌、遊んでいたいというわけではありませんが、心のどこかで「ちょっと面倒かも」と思っている可能性はあります。また、経験の少ない人が自分で交際の理想像を作り上げて、勝手に大変そうだと思い込んでいる場合もあるでしょう。
ほかにも交際を迷っている女性がいるから
あなた以外にも好きな女性がいて、その人ともうまく行きそうで両天秤にかけているケースです。もしほかの女性とうまくいったときに「すぐに別れる」のは大変なので、曖昧な関係を続けて保留にされています。もう一方の女性との関係が良くなりそうだったらそちらに行きたいという願望から曖昧な関係を続けていることもあるようです。
彼のタイプ別!付き合ってるか確認する方法


どっちつかずな関係をいつまでも続けるのはつらいだけなので、彼の気持ちを確認して曖昧な状態を打破しましょう。どんな相手にも使える判断基準としては、クリスマスやバレンタインなどのイベントを一緒に過ごしてくれるか、友達に紹介してくれるかどうかを確認します。
時期的な問題などで難しい人は、彼の性格を参考にしつつ以下の判断方法を試してみましょう。
遊び人タイプの場合
彼が遊び人タイプで、たくさんの友達がいる場合には、一人だけと付き合って縛られたくない、他にも気になる女性がいて迷っているという男性心理が考えられるので、ストレートに質問をぶつけてみるのがおすすめです。女友達が多い男性の場合、自分が本命なのか、彼女を作る気があるのかもわかりません。さらに言えば口が達者でごまかすのもうまいため、遠回しな聞き方はかわされる可能性があります。
そのため、ごまかしも利かないくらいストレートに「私たちって付き合ってるんだよね?」と聞いてみると彼も逃げ場なく、答えるしかありません。遊び人でも彼氏として本気で好きな女性は大事にするので、本命ならはっきり答えてくれるはず。もし曖昧に濁そうとしたなら、残念ながら本命彼女とは思われていないのかもしれません。
奥手な恥ずかしがり屋タイプの場合
奥手で恥ずかしがり屋の彼なら、自分から告白してしまったほうが話が早いかもしれません。告白する勇気が持てないという男性心理の可能性が高いので、彼本人に気持ちを聞いてみても、照れ隠しではぐらかされてしまいそうです。自分から告白してしまうことでこちらの好意が伝わるので、自信がなくて告白できなかった彼でも安心して返事をくれるでしょう。
優柔不断で自分に自信がないタイプの場合
優柔不断で自分に自信がないタイプの彼は、相手が自分のことを好きでいるのかまだ不安に思っていたり、もし付き合ったとしても関係性を続けていく自信がないという男性の心理状態になっていることが考えられます。そんな彼には、少しずつこちらから好意を伝えてあげるのがおすすめです。時間をかけて彼の信頼を勝ち取り、安心して告白できる状況を作り上げましょう。
ただし、くれぐれも告白しないことを責めないように要注意です。責められたら自信がない彼はさらに凹んで、告白するのが怖くなってしまいます。
まだ仲のいい女友達だと思っているタイプの場合
二人で出かけることはできても、まだ仲のいい女友達の関係と思われている場合には、二人で遊んでいるときにちょっと意識させるようなことを言ってみましょう。二人で出かけることができる関係であればすでに恋人気分を感じられる間柄。彼氏としての責任よりも今の関係を維持したいという男性心理や、告白が失敗して今の関係を壊したくない男性心理が働いている可能性があります。
「なんだかデートみたいだね」「○○君と付き合うとこんな感じかな」と一歩踏み込んだ言葉や行動をすることで、恋人気分では味わえないその先を連想させて彼氏彼女になりたいと思わせたり、告白したらOKがもらえそうだという安心感を与えることができます。
こういった遠回しな告白の仕方については、下記記事でも紹介しているのでぜひ参考にしてみてください。
遠回しに告白する方法についてはこちら
付き合ってるのかわからないときにやってはいけないNG行動

付き合ってるのかわからない彼に対して、やってはいけない行動がいくつかあります。下手な行動をしてしまうと彼に愛想を尽かされ、これまでの関係が崩れてしまうかもしれません。焦ると間違った行動に出やすくなるため、慎重に行動しましょう。やってはいけないNG行動を3つ紹介します。
ほかの男性との関係をほのめかす
彼以外の男性との関係をほのめかすのは、遊び人だと思われるか、あざといと思われてしまうリスクもあるので控えた方が良さそうです。焦って追いかけてくれることを期待してのことかもしれませんが、逆効果になってしまう可能性があります。
また、「自分には止める権利がないし……」と曖昧な反応を返され、結局彼の気持ちがわからず悩んでしまうことも考えられます。この答えも「気分がいいわけではない」「自分も自由にやっているし、女性側にも自由にしてほしい 」などと推察できるだけで、付き合いたい気持ちがあるかどうかは計りかねます。
恋人気取りで束縛や嫉妬する
曖昧な関係の状態を心地よく感じている男性は、急に束縛や嫉妬が始まると居心地が悪くなるという男性もいます。束縛や嫉妬などの気持ちの押し付けは、二人の関係があいまいな段階ではあまりいいものではありません。面倒な女と思われてしまうでしょう。あまりしつこくすると「彼女でもないのに」などと宣言され、悪い方向で二人の関係がはっきりしてしまうかもしれません。
エッチしてしまう
曖昧な関係のままで、流されるようにエッチしてしまうのはあまりよくありません。それがたとえ1回目の関係でなかったとしても、明確な告白がない状況で体の関係を重ね続けると、どんどん確認がしづらくなってしまいます。
これってどういう関係?と疑問に思い、「彼と付き合いたい」という意思があるならば、エッチを誘われてOKするまでの間は絶好の機会でもあります。是非勇気を出して、「その前に私たちの関係をはっきりさせたい」と切り出しましょう。
男性のなかにはエッチをしたら気が済んでしまい、告白する気をなくす人もいます。また、告白しなくてもエッチできるならこのままの関係でいいかと思われてしまう可能性もあります。
とにかくエッチをすることが付き合っているかどうかの確認にはならないので、付き合っているかを確認する際にエッチをするという選択肢は避けるべきです。
告白なしで付き合うのもいいけど不安になったら確認を!

告白の言葉なしに曖昧な男女の関係になると、自分が付き合っているかどうかの確認が難しくなります。世の中には告白なしで付き合うカップルもいますが、のちのち付き合い方に疑問や不安を感じることも多いため注意が必要です。
もし不安を感じたら、彼に改めて自分たちの関係性を聞いたり、告白してくれるような状況を作ったりしましょう。本気で彼があなたを好きなら、遅ればせながらでも告白してくれるはずです。ただし告白される前には、あまり下手な行動をとると嫌われてしまうこともあるので、気を付けながら不安を解消していきましょう。