同棲を解消する、というと同棲相手とは別れるという印象を持つ人も多いことでしょう。しかし実は、様々な理由から「同棲解消をしつつも別れない」という決定をするカップルもいます。
大好きな彼と同棲して一つ屋根の下いつでも一緒にいられる。そんな生活に憧れる女性は多いのではないでしょうか。しかし、実際に同棲するとなると、良いことばかりではないのも現実。長い期間寝食を共にすると、それまで見えなかったお互いの嫌な部分に気づいてしまったり、生活スタイルの違いから疲れたと感じてしまったりといった理由から、同棲をやめたいと考えるカップルも少なくありません。
ここで気になるのが、同棲を解消することが別れるきっかけになってしまうのではないかという点ですよね。確かに、同棲の失敗が破局の原因になってしまうケースもあります。
しかし、必ずしも「同棲解消=別れる」というわけではなく、前向きな理由や仕方の無い理由から同棲を解消し、その後結婚に至るケースもあるのです。
そこでこの記事では、同棲解消がカップルにとってどの様なものなのか、同棲解消をしつつも別れないで愛を育んでいくにはどうすればいいのかを紹介します。実際に同棲をした方のアンケート結果を分析し、同棲解消のメリット・デメリットや、お互いに好きだけど同棲を解消したカップルの理由、前向きに同棲を解消するポイントなどを解説していきます。
同棲生活に悩みがあり、解消すべきかどうか迷っている方は、ぜひ参考にしてみてください。
同棲解消とカップルの関係


同棲解消という4文字からはネガティブなイメージをしてしまいがちではないでしょうか。同棲期間とともに二人の関係も終わってしまうと思うかもしれませんが、同棲解消=破局になるのかと言うと、世間では必ずしもそうではなさそうです。
ラブリサーチアンケートでは、同棲解消後に別れないという決断を下したカップルがどの程度の割合で存在するのかを調査しました。同棲をやめたいと思ったら、同じように考えた先輩カップルがどのように対応したのかをチェックしてみましょう。
同棲解消は別れるということ?

別れる時は半ば強制的に同棲解消することになりますが、同棲解消を選んだからといって、必ずしも別れるわけではありません。その後、環境や考えが変わり、同棲解消がきっかけで結婚にまでたどり着いたというカップルも存在します。
同棲の期間が長ければ結婚できるとも限りませんし、結婚に踏み切れず時間だけが過ぎていく可能性もあります。別れないことを前提に同棲を解消するという選択肢もあるので、状況に応じて同棲解消の切り出し方を考えてみても大丈夫です。
同棲を解消して別れないカップルの割合
Q.別れないけれど、同棲を解消したという経験はありますか?
回答時期:2020.03.27〜2020.05.30|84名が回答
その後どうなりましたか?現在の関係と、同棲中に悩んだことがあれば教えてください。
A.はい
- 家を出て距離を置いてみて、結果別れました。
- 1度、同棲していたことがありますが、彼の家から通勤することが難しくなり、同棲が無くなりました。しかし、結婚を気に会社を辞め、今は専業主婦として彼の家で暮らしています。同棲中に悩んだことは、後戯が物足りないことです。エッチの後、ひとりエッチも出来ず、1人で悶々としながら寝るのはとても寂しかったです。
- 色々と我慢したり会話する時間を設けたり、粘って、仲良く彼が改善してくれました。自分を見つめて欲しいと言って、見つめ方とか人を批判するが、自分がそう言うことをやっていると指摘をし続けて来ました。自分もそうなのか…と、ある時ふと自己を振り返ってくれたようです。彼も私も幸せになれて、今はホッとして幸せです。今思えば…本当につらかったあの日、山超え谷越えして来た感じです。
A.いいえ(別れた・結婚した・現在も同棲中)
- 現在同棲中ですが、結婚前提でお付き合いしているので、同棲出来て良かったです。毎日幸せですよ。
- いま同棲しています。5ヶ月くらいになります。だんだん慣れてきてしまい、いつになったら結婚するのかなぁと考えてしまいますね。
- 初めて同棲をして、2年後に結婚しました。
ラブリサーチで実施されている、「別れないけれど、同棲を解消したという経験はありますか?」というアンケートに対し、同棲経験のある回答者全体のうち、約24%の人が「はい」と回答しています。これを多いか少ないと感じるかは人によるかもしれませんが、少なくとも同棲解消=別れるという認識は間違いだと言えるでしょう。
「いいえ」という回答の中には、「現在も同棲中」「その後結婚した」という人も含まれるため、少なくとも24%以上は同棲解消後に別れないことがわかります。
好きだけど同棲を解消した理由

彼のこと、彼女のことが好きだけど同棲解消した理由にはどのようなものがあるのでしょうか。お互いに好きな気持ちが残っていれば、二人で解決策を考える事でピンチを乗り切れるかもしれません。
好きな気持ちが続いているのに、同棲や半同棲を解消するパターンとして多いものを5つご紹介します。現在同棲中の方は、思い当たる節がないかチェックして、破局に繋がる決定的な溝ができる前に対処法を考えましょう。
生活リズムが合わない
生活リズムのズレがストレスになり、同棲が嫌になるというパターンです。
例えば仕事の時間が違うと帰宅時間や食事の時間、就寝時間などもズレます。同棲する前は22時には寝ていたのに、相手に合わせて同棲後の就寝は0時以降になったというように、相手に合わせることが負担になり、同棲生活を苦痛に感じてしまうことは少なくありません。
マンネリ化
付き合い始めた頃は一緒に過ごしているだけで幸せだったのに、二人でいる時間が長くなるに連れてマンネリ化し、恋人といることが楽しいと感じられなくなってしまう。これはとても多くのカップルが交際中に経験することでしょう。
同棲の場合、必然的に一緒にいる時間が長くなるため、マンネリ化が加速しやすい傾向があります。これによって愛情が薄れてしまうのではないかという危機感を持つと、そのまま同棲を続ける事は困難です。恋人同士という関係性を維持するために、同棲解消して一度距離を取ろうとするカップルもいます。
なお、同棲中でもマンネリ化しない秘訣を知りたい方は、下記記事も参考にしてみてください。同棲生活中もラブラブなカップルでいるためのノウハウをまとめてあります。
同棲生活でマンネリしない秘訣についてはこちら
価値観の違い

一緒に暮らしてみてはじめて見えてくる事は沢山あります。価値観もその一つで、同棲前には気付かなかったような金銭感覚の違いなどが見え隠れするようになると、「この人と結婚して大丈夫かな」と疑問を持つこともあるでしょう。
他にも普段の過ごし方があまりにもだらしない、家での食事中の態度が悪い、友達や家族との接し方が良くないといったような、自分の中で許せない部分を見つけてしまい、相手を嫌いになる前に同棲をやめたいと思う場合もあるようです。
生活の負担に偏りがある
同棲をすると、家事はパートナーと分担することになります。その中で家事の分担にあまりにも大きな偏りがあり、一方の負担ばかりが大きくなると、「これ以上続けるのは苦しい」「同棲することに疲れた」と感じてしまうはずです。
話し合って上手に家事を分担できるなら良いのですが、問題が解決されない場合には一度同棲を解消して、パートナーに家事との向き合い方を考え直してもらった方が良いかもしれません。
家庭の事情
両親が病気や怪我をしてしまった場合など、やむを得ず家族と同居せざるを得なくなり、同棲を解消する場合もあります。このケースは比較的同棲状態に戻したり、結婚に発展させたりしやすいパターンなので、相手の気持ちを考えて受け入れることが大切です。
別れないけど同棲を解消するメリット

別れないけど同棲を解消させるということに、中途半端さを感じる方もいるかもしれません。同棲に失敗したなら別れるべきなのではないかと思うかもしれませんが、いったん同棲を解消するメリットも沢山あります。
メリットとして考えられるポイントを4つご紹介しますので、幸せな将来のために同棲を解消すべきかどうかの参考にしてみてください。
マンネリの解消ができる

同棲中に悩みの種になる事も多いマンネリ。2人で毎日同じ時間を過ごすのが当たり前になっていた場合、一度同棲を解消してリフレッシュすると、マンネリを解消できる可能性が高くなります。
同棲解消後にパートナーと会ってみると、「この前よりもワクワクして、この人と一緒だとやっぱり楽しい!」と前向きな気分になれるかもしれません。
同棲の良さに気付くことができる

一度離れることで「同棲している時はこんなことが良かった」「彼女・彼氏にこんなことを助けられていた」と、同棲のありがたさや、良かった点に気付くことができます。
忙しい男性は彼女がしてくれる食事や掃除などをありがたく感じますし、女性としては重たい買い物を任せたり、力仕事を頼めたりできます。これらの良さに気付き、「もう一度一緒に暮らしたい」と、二人の思いが一致するかもしれません。
相手の大切さに気付く

どうしてもいつもそばにいると、相手の大切さは薄れがち。一緒に部屋にいて、テレビを見ながら過ごすという当たり前の日常に刺激を感じず、同棲が楽しくないと感じるようになる可能性は誰にでもあります。
しかしいざ離れてみると、そんな他愛もない日常がどうしようもなく恋しくなり、同棲をやめた事を寂しいと感じる日が来るかもしれません。相手の大切さに気付けば、結婚という未来も現実的になります。
結婚準備が進みやすくなる

結婚を前提に1年同棲すると決めても、1年後に進展がないカップルもいます。同棲生活がなんとなくしっくり来ない場合は、一度同棲を解消して、改めてどんなステップで結婚まで進むか考えても良いでしょう。
同棲中に上手くいかなかった事や、相手に改善してほしい事をお互い話し合う事もおすすめです。生活リズムが合わずストレスが溜まるのであれば、そんな状況でも同棲しやすい2DKなど間取りが広い部屋への引越しもあり。状況を変えれば上手くいくか、それともやはり難しいのか、より理解しやすくなります。
同棲を解消するデメリットやリスク


同棲解消は破局ギリギリの状態を回避するための切り札にもなりますが、デメリットやリスクも伴います。良い事ばかりではないという現実もあるので、同棲をやめたいと思ってもすぐに決断するのではなく、諸々の事情を考えてみましょう。
手間やお金がかかる

同棲解消は意外に大掛かりです。かなりの手間とお金がかかる事が多いので、具体的にどの様なステップが必要になるのかを見てみましょう。
~同棲解消の手順~
実家に戻るというケース以外では、双方が新しい物件を探さなければなりません。賃貸物件の契約には、敷金や礼金、前家賃が必要。合計額は数十万円になる事がほとんどで、物件探しや見学にも時間がかかります。
同棲を始めた時に持ち込んだ家具や家電、雑貨などを振り分けます。それぞれの持ち物を分けるだけならスムーズですが、お互いがお金を出し合って購入した物をどちらが持っていくかを決めるのに時間がかかる事もあります。
新居の契約のほか、現在住んでいる物件を退去する手続きが必要です。家自体だけではなく、電気やガス、水道などの手続きも行います。
引越しはそれぞれが別の住所に移るので、時間を分けて別の業者に依頼しなければならない事がほとんど。単身用のプランでも10万円前後の料金を見込むため、同棲解消にかかる費用は高額です。
これだけのお金と手間をかけて解消するのですから、すぐにまた「同棲しよう」と決断するのは難しいでしょう。結婚の話を進めるにしても、年単位のスパンになる可能性が高くなります。
将来を考えられず、結局別れる
同棲を解消し、一人暮らしを始めてみると、そのほうが快適に感じてしまうパターンもあり得ます。結婚願望そのものが無くなり、付き合う事に意味を感じなくなった結果、結局別れてしまう事もあり得ます。
相手に新たな出会いがある可能性も

引越して最寄り駅が変われば、人との出会いも変わります。同じ会社の人と電車が同じになり一緒に帰るケースができたり、同じ駅や近隣の駅に住んでいたりする繋がりから、異性との会話が盛り上がる事もあるでしょう。
もし彼に思いを寄せている女性がいたら「同棲解消」はアプローチのチャンスになり、アタックを受ける事も。このような状況になる事で、新たな恋に発展し、同棲解消が別れるきっかけになる場合もあります。
同棲を解消しても良い関係を保つために

ご紹介したデメリットを跳ね返し、同棲を解消した後も破局せず、良い関係を保つためには何をすべきなのでしょうか。同棲解消後も別れない、別れたくはないという際に心がけるべきポイントを4つ取り上げて解説します。
離れすぎない
同棲解消後、極端に彼と離れてしまうと、お互いの心の距離も離れて気持ちが冷めてしまいがち。引越し先を決める際は敢えて近場にして、半同棲のような形に戻しやすくする事がおすすめです。
具体的には、同棲を始める前にお互いが住んでいた距離以上は離れないように、最寄り駅間の距離を計算しましょう。また、相手の職場に近い場所の物件を借りる事も、接点を作るコツになります。
感謝を伝える
同棲解消の切り出し方として、まず相手に感謝を伝えましょう。優しさや気遣いなど、同棲を通じて知った相手の良さを褒めて、同棲期間が決して無駄ではなかったという事を、お互いに再確認してください。
愛情は変わっていないことを伝える
ただ「同棲を解消したい」「一度別々に暮らしたい」と伝えるだけでは、別れ話と勘違いされてしまう可能性があります。愛情は変わっていない、だからこそ一度距離を置いて将来の事を考えたいという伝え方をすれば、前向きに距離を取ることができるでしょう。
同棲解消の理由や目的をはっきりさせる
別れないけど同棲解消はするという場合、特に彼が同棲の解消を考えていなかったとしたら、どうして解消したいと思ったのか分からなくなってしまうことも。ケンカの原因になる場合があるので、理由や目的をはっきり告げましょう。
付き合いを続けるなら、二人の将来、つまり結婚を考えたままである事が多いでしょう。「そのための道として同棲解消を選ぶ」「別れたいとは思っていない」と明確に示せば、今後のビジョンを共有できます。
同棲を解消せずに改善する方法も

同棲解消にはメリットもありますが、沢山の手順が必要な事も確か。デメリットの項目でご紹介したように、彼を失ってしまうリスクもあります。その前に何かできる事がないか、同棲中に試してみましょう。
せっかく2人の気持ちが揃って同棲したのですから、すぐに諦めるのも勿体ない事です。同棲解消して2人の物理的な距離が離れる前に、やれるだけの事はやってみてはいかがでしょうか。
家電を買い揃える
家事の分担で苦労をしたり、どちらかに比重が傾きすぎていたりするなら、新しい高機能家電を買い揃えてみましょう。お金はかかりますが、同棲を解消して引越す資金の事を考えれば、同額以下で生活を一新する事もできます。
例えば、食器洗いに時間がかかって面倒な場合は、食洗器を購入すると便利です。お掃除が大変ならロボット掃除機が役に立つでしょう。ドラム式の洗濯乾燥機なら、洗濯物を干す手間がかかりません。良い家電が揃うと生活のクオリティが上がりますし、良い気分転換の一つになるはずです。
別の物件に引越す
問題に感じている部分を整理して、生活リズムを改善してみたいと思ったら、同棲を続けながら別の物件に引越す事で、問題が解決する事もあります。
どちらかが起きている時間が長くて睡眠時間を取れないなら、部屋数を増やせば生活空間を区別でき、ストレスが無くなります。一緒に起きている時間を増やしたいなら、相手の職場の近くや駅近の物件を選んでも良いでしょう。
アイテムを使ってマンネリ防止
同棲解消でマンネリ解消を実現させられる事もありますが、同棲を解消しなくてもマンネリは解決できます。ラブタイムにラブコスメのアイテムを使うなど、マンネリ対策をしてからでも、同棲解消を検討するのは遅くありません。
例えば「トロケアウ」でローションバスを作って二人で入浴すれば、密着感たっぷりの親密なバスタイムを過ごすことができます。食べられるローションの「ラブシロップ」を互いの体に垂らせば、まるでパートナーがデザートになったかのようで、いつもと一味違ったオーラルプレイが楽しめます。
新しい快感を取り入れたいのであればデリケートゾーンに塗ってマッサージするベッド専用コスメ「ラブコスメ リュイール ホット」や、感度を磨いてオーガズムをサポートするラブグッズを使ってみるのもおすすめです。

湯船に入れて、かきまぜるだけでトロトロのローション風呂に!さらにフェロモンのような香り成分と言われている、オスモフェリンを使用。彼と一緒にただ湯船につかっているだけで、心と体が温かくなり、胸の高まりを感じてしまうかもしれません。

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ラブシロップの成分は、サトウカエデなどの樹液を元に作った甘味料です。本物のメープルシロップの味わいなので、パートナーの体をデザート感覚で味わうことができます。

デリケートゾーンに潤いを感じながらあたたかさを取り入れることにより、情熱的なラブタイムへ導いてくれる商品です。植物素材を中心に配合しつつ、なめらかで美容液のような触り心地を実現しています。
匂いのマンネリを改善

同じシャンプーや柔軟剤を使っていると、2人がいつも同じ香りになります。匂いは雰囲気作りには欠かせない存在で、香りに変化がないと、ときめきが不足するという説もあるほどです。
マンネリやセックスレスに悩んでいる時は、まずはヘアパフュームや香水を使って香りを変えてみましょう。「ナデテ」には、彼がつい近付いてしまう男性の好きな香りが、「リビドーロゼ」には妖艶で官能的な香りが配合され、彼の気持ちに火を点けられます。

彼としたいタイミングを合わせる…。「したい」と感じたときに、シュッとひとふき。
嗅覚は五感の中で唯一脳に直結した、本能につながる感覚。
0.2秒で彼のスイッチを入れて、思いっきり情熱的なひと時へ。
同棲解消は有効策…でも、その前に見直せる部分も多い

同棲を解消するからといって、必ずしも別れるわけではありません。将来を見据えて一度距離を置いてから、結婚に辿り着いた先輩カップルもいます。しかし同棲解消には多くの負担がかかり、デメリットがある事も事実です。
同棲解消の前に見直せる部分は沢山あります。家電の買換えや引越しで状況を打開しても良いですし、より気軽にマンネリを解消できるアイテムも販売されています。そういった対策を取りながら、パートナーと同じ方向を向いて歩みを進めましょう。